ChatGPT が推奨する英会話学習法

こんにちは、eigomob.com へようこそ!           

現在、大注目を浴びているChatGPTは、日本語を英語に翻訳してくれたり、英文をその場で添削してくれたりと、英語が必要なすべての人たちの心強い学習パートナーになりつつあります。YouTubeには、そんなChatGPTを使った具体的な学習方法が色々と紹介されています。誰でも簡単に利用できる便利なChatGPTですが、質問の仕方や指示の出し方によっては同じ内容でも答えが変わってくるということで、利用者側の判断力もある程度求められるようです。また、プライバシーや著作権侵害の問題などが議論されていることから、今後、利用に関して何らかの規制が設けられるかもしれませんね。

さて、私も英語の学習コーチとして、ChatGPTに日本人が苦手な英会話を習得するためにはどんな学習方法が有効かを質問してみました。

Q: 日本人が英会話を上達させるために最適な学習方法をおしえてください。

ChatGPT:
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~日本人が英会話を上達させるためには、以下の学習方法が役立つと考えられます。

1.英会話に必要な基礎的な文法や単語を学ぶ  
英会話を上達させるためには、まず英語の基礎的な文法や単語を学ぶことが必要です。英語の基礎的な文法や単語をしっかりと理解することで、よりスムーズなコミュニケーションができるようになります。

2.英会話ができる環境を作る
英会話を上達させるためには、英語が話せる環境を作ることが重要です。例えば、英語の話せる友達やネイティブスピーカーと交流を持ったり、英語でのコミュニケーションが必要な仕事に就いたりすることが有効です。

3.アウトプットを意識する
英会話を上達させるためには、アウトプットを意識することが重要です。自分が話す英語の表現や発音を意識し、練習することで、より自然な英語の会話ができるようになります。

4.定期的に英会話を練習する
英会話を上達させるためには、定期的に英会話を練習することが必要です。例えば、英会話スクールに通ったり、英語でのビジネスミーティングに参加したりすることが有効です。

5.外国映画やドラマを見る
英会話を上達させるためには、外国映画やドラマを見ることが有効です。英語の会話が自然な形で展開されているため、リスニング力や発音などを身につけることができます。

以上のように、英語の基礎的な文法や単語を学び、英会話ができる環境を作り、アウトプットを意識し、定期的に英会話を練習し、外国映画やドラマを見ることで、日本人が英会話を上達させることができます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いかがでしょうか?もっとシンプルな答えが返ってくるかと思っていたのですが、意外に詳細かつ具体的な回答が得られました。ChatGPTは、英会話上達のための学習方法として5つのポイントを挙げています。このブログを読んでいる方にとっては特に目新しい内容ではないかもしれませんが、上記の内容に少しだけコメントを加えてみたいと思います。

まず、英会話に必要な基礎的な文法・単語とは何か?英会話には中学英語の文法知識があれば十分とされています。どんな単語をどれだけ学ぶべきかについては、英語を学ぶ背景や個人のニーズによって異なります。要は、自分に必要なもの、自分に関係のあるものから学んでいくことが大切です。英単語を数多く知っているからといって英語が話せる訳ではありません。初めからあれもこれもと欲張らずに、自分が最も使いそうな単語とその用法を中心に土台を固めていくことが肝要です。基礎的な文法・単語に加え、会話でよく使われる定番のフレーズやイディオムを積極的に学ぶことが、リスニングとスピーキング双方のスキルアップに役立ちます。

英会話ができる環境をどう作るか?これは、外国人の友達がいない人や、仕事で英語を使う機会のない人にとっては難しいと感じるかもしれません。そんな場合、私のお勧めとしては、月に何回かオンライン英会話でネイティブの講師と会話をすることです。また、ChatGPTのようなAIを相手に会話の練習をしてもよいかと思います。例えば、スマートフォンの言語設定を英語に、アクセシビリティの音声読み上げ機能をオンにすることで、ChatGPTが音声でも会話をしてくれるようになります。ChatGPTの驚きの機能としては、単に「チャットしてほしい」というリクエストに応えてくれるだけではなく、ロールプレイの要望にも対応してくれることです。例えば、「私の上司として会話の相手をしてほしい」とリクエストすれば、実際の上司との会話を想定したシミュレーションを行うこともできます。時代もついにここまで来たか、という感じですね。

英会話にとってアウトプットの練習自体が非常に大切ですが、ChatGPTがアウトプットをあえて『意識する』ように推奨している点はさすがです。自分の英語表現や発音を常に意識して評価することは、英会話を円滑にする上での重要なポイントです。例えば、自分の発音を矯正することで、相手に伝わりやすくなると同時にリスニングのスキルも上がり、ネイティブスピーカーにとってより自然な表現を意識することで、コミュニケーションの質が改善されるということです。

定期的に英会話を練習するために、英会話スクールに通っている方も多いかと思います。ただし、英会話スクールに通っているからといって、自分に必要なリスニングやスピーキングの練習が十分にできているとは限りません。レッスンの形態によっては講師の説明を聞いている時間が長かったり、グループワークでは自分が話す機会が多くはないかもしれません。さらに、英会話スクールに通う方の過半数が、レッスンの場以外ではほとんど学習していないという統計もあるようです。英語を話すスキルを身につけるためには、あくまでも自分自身で積極的に練習を積むことが必要です。

そこでお勧めなのが、独りで英語を口に出すモノローグ練習です。色々な状況下で自分が話したい内容を英語で考えて声に出します。この方法なら、自分に必要なコンテンツを自分のペースで練習することができます。そして、練習の成果を折に触れてオンライン英会話の講師などを相手に検証すると、とても効果的です。不自然な英語や間違った表現などはそこで修正してもらい、次の学習につなげます。

最後にChatGPTは、外国映画やドラマを見ることを推奨しています。映画やドラマでは『英語の会話が自然な形で展開されている』ため、英会話の学習に有効だと言っています。つまり、教材や練習の場で扱われる英語だけではなく、生の英語に触れることの重要性を説いているのです。実際の日常生活では、英語教材に収められているような形式の整ったクリアな発音の英語だけを耳にすることはまずありません。生きたナチュラルな英語表現に手軽に触れられる学習手段として、映画やドラマなどもぜひ積極的に活用していただきたいと思います。

今回は、ChatGPTが推奨する英会話の学習方法についてご紹介しました。あなたは上記 5 つのうち、いくつを実践されているでしょうか?今やAIは、私たちが必要とする情報や知識を瞬時に提供してくれる存在であり、時には英会話のパートナーとしての役割も務めてくれる存在となりました。そんな最強ツールを手にした私たちですが、それでも誰もが簡単に英語をマスターできるようになった訳ではありません。最終的には、私たち一人ひとりの行動力や実践を継続する力にすべてが委ねられているということを、改めておしえられたような気がしています。

See you!